2015年12月13日日曜日

メモリ液晶ブレークアウトについて(前書き)



「メモリ液晶ブレークアウト基板」について


前書き

 LS027B4DH01(メモリ液晶本体)は「400×240ドット」の「白黒二値」表示が可能です。
 「1バイト=8ビット」なので、実際には「400÷8×240バイト」の空間があります。

 LS027B4DH01からは「薄く」「細かく」「壊れやすい」ケーブルが出ています。
 このケーブルを受ける専用コネクタが、当商品(メモリ液晶ブレークアウト基板)には搭載されています。
 これにより、お客様にはLS027B4DH01を当製品のコネクタに差し込むだけで使用が可能とりなります。
 当商品とマイコンボード(Arduinoやmbedほか)の接続には、当製品基板上に2.54ピッチの接続穴が開いておりますので、ピンヘッダなどをハンダ付けしてご利用いただく形となります。

 LS027B4DH01はドットを書く事はできますが、どこにドットがあるかの読み込みができません。
 画像を表示するような場合は問題ないかもしれませんが、任意の場所に点を書いたり、線を引いたり、グラフを書くような場合には問題があります。
 そこで当製品では256KbitのSRAMを搭載いたしました。
 一度SRAM上に画面のイメージを作り、完成したデータを画像としてメモリ液晶に転送する事を考えております。

 当製品にLS027B4DH01を張り付けてご利用いただけるよう「印」も印刷されております。
 これは、薄くて強度の弱い液晶を保護する目的です。
 それ以外にもフロントパネルやArduinoを固定できるネジ穴の開いたバックパネル、フロントパネルやバックパネルを固定するネジやナット、スペーサーも同梱されております。
 #Arduino固定用のネジは付属していません(Arduino専用品ではないため)



※メモリ液晶に直接ドットを書く事もできますし、SRAMも画面バッファとしてではなく自由に使う事ができます。

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