2017年10月21日土曜日

Binary translation!(どうやって作ったか)

この商品のCPUはATMEGA328と言うICを使っています。
このCPUはArduinoUNOに使われているICです。

最初はArduinoUNOのシールドで作ろうと考えていました。
しかし「何か作るたびにArduinoを買う」という事が「もったいない」と思いました。
そこで今回は「Arduinoで開発」して「必要な部分だけ移植」する設計にしました。
試作はArduinoとブレッドボードで、製品はオリジナル基板で。
そんな思いから作られた商品となっております。

1.作りたいものに必要な部品を買ってきました。
 #スイッチ8個、LED8個、7セグメントLED5個

2.ブレッドボードに回路を組んでArduinoと接続してプログラムを書きました。
 #スイッチには逆流防止用にダイオードを付加しました
 #LED用には電流制限用に抵抗を付加しました
 #どちらの部品もラボにあった物を使いました

3.Arduinoで作ったプログラムが入ったCPUをブレッドボードに移植し、動作に必要な部品類を付加して動作確認をしました。
 #5V電源供給と16MHzクリスタルを付加しました

4.製品用に部品の配置(レイアウト)を考えました。
 #なんとなく部品を並べてみただけ

5.レイアウトを元にCADソフトで基板図を書きました。
  #アクリルで基板形状を作り部品搭載確認しました

6.基板屋さんに基板を作ってもらいました。
  近所の町工場で試作として5枚を、3日くらいで作ってくれました。

7.できあがった基板に部品をハンダ付けして動作確認、バッチリ動きました!

おおまかな流れとしてはこんな感じです。

もちろん失敗や苦悩なんかも沢山ありましたよ。

「なぜこの商品を作ったか」や「試作機がどんなだったか」は、下記ブログを御確認下さい。
n進数の話

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